執着を手放すには…

私は執着するタイプなので、しんどかったです。

 

どんなものに執着していたかと言うと…

*可愛くてたまらんかった時代の息子と娘

*私を大事にして当たり前のダンナ

*へそくりや貯金

*思い出、記録

*いつまでも若いままの容姿(笑)

 

思い浮かぶのはこんなもんなので、少ない方かな?

服やカバン、人間関係、家、車、健康、などは特に思い入れないと気付く。

そして思い入れない方が、割と手に入ってる(今知って驚いた😲)

 

執着少ない分、執着してるものには深ーく重ーく思い入れがありました。

そして、執着してる物や事に関しては、脳内劇場で、絶え間なくあらゆるパターンで妄想ドラマが繰り広げられ、喜びを感じるより不安、心配、焦り、怒り、を感じる方が断然多かったのです。

 

それはエゴだから、と今ならわかるし、

性格的に、良い想像して落胆するより、最悪を想像して案外良かった、と喜びたかったのもあります。

 

でもこれを続けてると、私の場合は苦しさのスパイラルから抜けられませんでした。

 

大事に大事に握りしめていたかったんです。

手放すと無くなる気がして。

 

特に息子と娘。

それはもう、この世でこんなに愛された経験ないよ!位に、こんな私を好きでいてくれました。もうアンタ達の為ならなんでもやっちゃうよ!

母性が噴火🌋しました。

寝返り、ハイハイ、立った、歩いた、喋った、自転車乗れた、字を書けた、逆上りできた、苦手な野菜食べれた、友達できた…

その時の最高の笑顔が見たくて、

転んだ時、注射の時、悲しい思いをした時、ヨシヨシしたくて、

一瞬も見逃すのもイヤで、監視カメラ並みにフォーカスし(怖い💧)過ごしてました。

 

当たり前ですが、もちろん親離れがきました。

 

衝撃……

永遠に続くかと思われた至福の感情…

子供達はある意味、健全に育ってくれてたんですね。

上手に隙なく迷いなく、私から精神的に去って行きました😭

 

やる事(精神的に世話を焼く)が無くなった私は、パートに出たりしましたが、中々自分に集中できず、世話を焼く必要のない子供達の妄想を脳内劇場で繰り返し、ありがた迷惑なアドバイスや、指示をやってました。

 

余計ウザいです。俯瞰するとわかります。

でも執着してた頃はわからなかった。

 

執着は苦しいです。

これは子供に限らず、パートナー、逆に嫌いな苦手な人、お金など、自分が執着してしまうとその事ばかり考えます。考えて幸せ、楽しさを感じられたら良いのですが、そうでなければ手放しがマスト❗️

 

数年間もがきましたが、執着を手放すには、

 

「全ては変化する」

 

という事を受け入れる。

 

私の執着は

*息子と息子→いつまでも私にくっついてたらおかしいよ。成長して当たり前

*ダンナ→これは数年前に手放し済みで、逆に大事にされ続けている

*へそくり、貯金→使う時は本気で自分のしたい事欲しいものにする。するとそれを考えてるだけでも楽しいし、手に入ったら見ていてずっと嬉しい。通帳を見てるより嬉しい。

*思い出、記録→別に忘れても無くしてもOK。ホントに必要なものは頭に残ってるし、思い出は増えるし、過去や未来より今が最重要

*若いままの容姿→いやいや、若い時よりイキイキしてまっせー、になろう❗️

 

こうして手放しました。

人も物も変わるのです。

変わらないまま温存はできないのです。

今この一瞬前はもう過去です。

過去に思いを馳せず、今、目の前の事に集中しよう。

 

このブログを始めた頃のほんの数ヶ月前の自分からも変化してる。

 

伝統、文化、自然も、少しずつ変化してると思います。

あらゆる変化に、ゆるく構えず流れに身を任せ、一瞬一瞬を自分の責任で選択してゆく。

 

そうすると、執着していたものが無くなっても、結構責任重大で、忙しいものです!(もちろん良い意味で)

 

執着を手放した私が、次にフォーカスしたものは…

 

また綴りまーす(^-^)